ロエベがヴィトンやグッチに並ぶスペインのブランドであることをこの旅行で初めて知りました。
15人のメンバーの中に、ひときわメイクの濃い、声の大きい、エネルギッシュで派手なおばさまがいました(多分、同い年)。
ついたニックネームが「ゴージャス」
とにかく、しゃべる、食べる、買う、誰よりも旅行を楽しんでいる人でした。
そのゴージャスさんが、しきりに「ロエベ、ロエベ」と叫んでいたので、何だろうときいてみてわかったことです。
彼女がセビリアで手に入れたというバッグを見て、我が旅友が同じものを欲しいと言い出しました。
海外旅行では1点豪華にブランド物を買う友達です。
マドリッド放浪のとき、地図を頼りに、おしえてもらった店を訪ねあて、念願のバッグを手に入れ、そばで見ていただけの2人も満足でした。
これが、今回最大のハプニングの始まりだったのです。
時間はたっぷりあったので、途中の店などのぞきながら、トレドオプション組との待ち合わせ場所をめざしました。
「誰かに何か話しかけられても、無視すること。 くれぐれも荷物から気をそらさないこと」とさんざん脅しをかけられていたので、3人ともたすきがけにしたかばんをコートの中に隠し、おしゃれとは縁遠い格好で歩いていました。
ある店から出てくるときに、友達がいきなり屈強な男性2人に腕をつかまれました
スペイン語でまくしたてられても、全く、まーーーったく何のことだかわかりません
無理やり店に連れ戻され、中から店員のお姉さんが出て来、通りのおまわりさんまで(これが、超かっこいいお兄さんだったのですが、そのときは必死で、それを楽しむ?余裕がありませんでした
)加わって、彼女からロエベを取り上げようとします。
「イングリッシュ、プリーズ」 と、言ってみたけど、そのイングリッシュも頼りなく、
「なんで、この店に来たんや?」 と言ってるのかな?
「ジャスト ルッキング」 (来たらあかんのんかい?)
「これ、どこで買うたんや?」 と言ってるのかな?
「ロエベ」 とさっきの地図を見せる。
バッグの何倍もあるいかにも上等そうな大きな紙袋のリボンをおまわりさんがといて、中身を出しました。
店の中へ持って行こうとするので、3人で
「ノー、ノー」 (何すんねん!)と叫びました。
おまわりさんが出入り口を通るとピーーッと警告音が鳴りました。
バッグをあけると、なんと、盗難防止用のタグがついたままだったのです。
なんで (゜o゜)
領収書をもっていたので、それが盗品でないことは証明できましたが、多分、大きな紙袋に何か店の物を放り込んで逃げようとしたと思われたのでしょう。
鳴ったのが、そのバッグのタグのせいだとわかり、やっと解放してもらいました。
おまわりさんは、リボンを結ぼうとしていましたが、友達は憤慨してひったくるように取り返していました。
ところが、これがまだこの事件の序章であることに、その時は気がつきませんでした。
お姉さんがいったん店の中に持って入り、いかにも「これで大丈夫」というふうに出てきた時、警告音は鳴らなかったので、私たちはてっきりお姉さんがタグをはずしてくれたものと思ったのです。
夜、ホテルで開けてみると、タグはついたままでした。
「ロエベを扱っている日本の店で取ってもらえばいいよ」と軽く考えていたのですが、帰国して帰り道、最近できたショッピングモールのデパートできいてみると、そこでは扱っていませんでした。
ちょっとがっかりして解散しました。
彼女が以前働いていたスーパーでそういうタグをはずす器具を扱っていたそうで、今もいる当時の同僚に頼んでみようとも言っていたのですが…。
今朝、携帯が鳴るので目がさめるともう11時近くでした。
「ペンチではずそうとしたら、ファスナーがこわれてしもた
」
「ええっ!」 (なんでそんなことしたん!) と責めてもしょうがないけど、なんでそんなことしたん
何でも、大阪のデパートに問い合わせたら、代理店にきいてくれと言われ、代理店に電話したら休みだった(土曜日だから?)らしい。
いそいでもう1人の友達に連絡して対策を協議、その代理店に事情を話して、修理できるかきいてみる、出来ない場合、代理店でなくても修理してくれるところを探してみるということに。
あの時、お姉さんがはずしてくれたものと思い込まなければ、買った店まで引き返す時間はたっぷりあったものをと、返す返すも残念です(ーー;)
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